風力発電機のブレード角検知

  • タークの近接センサ uprox+ が風力発電機に組み込まれています

  • 2台の uprox+ センサがブレード角の検知のために特殊カムを検知します

  • 回転速度の検知に2台の uprox+ センサと歯付きディスクが用いられています

世界的な成長
ドイツのザールブリュッケンに建設され、テストを行ったVENSYS社の風力タービンは、カナダのヒギンズ山岳風力発電所と、ドイツのグレヴェンブロイヒ市で操業を開始しています。今年だけで、中国のパートナーであるGoldwind社は、1,000台以上の風力タービンで3つの発電所を稼働させる計画です。

安全性に関して、ピッチ制御システムは、風力タービンの最も重要な構成要素の1つです。このシステムは、風力タービンの翼(ブレード)のピッチ角を測定し、監視し、制御して、電力消費を変化させることが出来ます。例えば、ピッチ制御により風が吹いてローターブレードが回転している間でもピッチ角の制御が可能であり、運転中でも、作業角度を調整して風の状態が変化しても出力を一定に保つことが出来ます。しかし、嵐が起きると、ピッチコントロールは回転羽根を風の影響を受けないように自動的に回転させて損傷を防止します。

センサが信頼性を強化する
VENSYS社の電気技術部長であるStephan Joeckel博士は次のように述べています。「誤動作は致命的な事故につながる可能性があります。この分野における計測技術の信頼性が最優先事項であることは間違いありません。それがVENSYS社がタークの誘導型近接センサを採用することを決めた理由です。各風力タービンでは、6つのuprox +センサ(各ブレードに2つ)が同時にロータの正確な位置を検知します。そうするために、各センサは、ロータブレードの最終位置を記録します。第7のセンサは、タービンのメンテナンスハッチの位置を検知します。すべてのセンサからのデータにより、制御システムは各ロータブレードが正しい位置にあることを確認します。動力は、無潤滑でメンテナンスフリーの歯付きベルトを介してモータとロータブレードとの間で伝達されます。このプロセスでは、動力が複数の歯に分散されるため、摩耗が最小限に抑えられ、安全性と信頼性が向上します。

2007年だけでも、VENSYS社はターク製のセンサを用いた60台の風力タービンに何の問題もなく設置しました。 「これまでのところ、私たちは良い経験しかしていませんでした」とJoeckel博士は確信しています。高レベルの信頼性、高品質、そして魅力的な価格性能比に加えて、EMCに対する高い耐性もまた、uprox +センサに決定する重要な要素でした。風力タービンの発電機に直接接近し、軽量化のリスクがあるため、EMCの話題はこのアプリケーション分野で重要な役割を果たしています。

 

耐環境性能
風力発電所は沿岸地域に建設されることが多いことから、風力発電所のすべての構成部品は高い耐環境性能を要求されます。これもタークの誘導型近接センサuprox+にとっては採用を決める一要素でした。uprox+はクロームメッキされた真鍮の筐体内において樹脂充填がなされており、保護等級はIP68と、VENSYS社の開発者が要求する厳しい水準もクリアしています。

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