RFIDと非接触式エンコーダを用いた位置測定

遊具メーカの Wiegand社は、タークのRFIDと非接触式ロータリーエンコーダにより位置測定を行い、HIMA製の安全コントローラに接続しています

ヘッセンを本拠地とするアミューズメント施設用の遊具メーカであるWiegand社は、Wie-Flyers と Bobkart という2つの遊具にエンコーダを用いていましたが、屋外であるという環境制約下においてはエンコーダの性能は限られたものでした。このエンコーダが生産中止となった後、Wiegand社はターク製品によりこれを恒久的に置き換えました。タークの非接触式ロータリーエンコーダとRFIDシステムは遊具の安全性の向上に寄与しました。この2つの組み合わせは遊具の衝突事故を予防します。タークの製品と共に、制御システムとしてHIMA製の安全コントローラも用いられています。

  • 非接触式ロータリーエンコーダ QR24 がレールガードのローラーに取り付けられ、回転によるパルス信号を制御システムに送ります

  • 遊具Wie-Flyer にRFIDタグが用いられています

  • 担当マネージャの Oliver Grothkopp氏はタークとHIMAとのコンビネーションに満足しています

  • HIMA製の安全コントローラ HIMatrix が各制御システムを統括しています

Josef Wiegand社は、マウンテンコースターに関する特許を取得しており、マウンテンコースターの世界的なリーディングカンパニーです。Wiegand社は様々な最新技術を導入した遊具である Wie-Flyers と Bobkartsの販売を開始しています。

1種類のコースター、いくつものオプション

Wie-Flyerは、懸架されたゴンドラ型の2人乗りで、これに乗るお客様は必要に応じてスピードをコントロールできます。ゴンドラの電源は、レールに内蔵されたシステムを介して供給されます。ゴンドラの衝突を防止するために自動距離制御システムが統合されています。これは、個々のゴンドラの位置を測定し、互いに通信できるようにします。このようにして、次のゴンドラは前のゴンドラの位置を常に把握しています。

Bobkartsは、ステンレス製の軌道上を電動カートが走るスライダーです。BobkartsにはWie-Flyerと同じコントローラが搭載されているため、スピード調整による衝突防止機能が装備されています。

以前の設計では、Wiegand社はWie-FlyersとBobkartsにHIMA製の安全コントローラと組み合わせて光学式のエンコーダを使用しました。このエンコーダの製造メーカがエンコーダの製造を中止したため、Wiegand社は、このエンコーダの代わりとなる製品を探しました。この際に、以前に用いていた光学式のエンコーダは非常に故障しやすく、機械的な問題が多く発生したことも考慮されました。

HIMA製品とターク製品とのコラボレーション

Wiegand社、HIMA社およびシステムインテグレータであるARI社はその後、ソリューションを探し始めました。そしてターク製品を見つけ出しました。HIMA社は既にこのシステムに必要となる位置測定の方法と、安全システムの要件を知っていました。システムは、個々のゴンドラの位置を把握し、この情報に基づいて速度を制御または制限しなければなりません。位置検出はフェイルセーフのために必要不可欠です。エンコーダによる位置検出の他に、RFIDも必要でした。

ファームウェアとファンクションブロック

RFIDと非接触式ロータリーエンコーダを使用した位置検出からなるソリューションにより、コントローラはゴンドラ及びカートの位置を把握し、衝突防止のためのスピード調整等を行います。タークはこのRFIDのリードライトヘッド用にファームウェアを開発しました。また、HIMA社もタークのRFIDシステムに合わせたファンクションブロックを提供しました。

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