

モータ、駆動装置、搬送技術など、幅広い分野に適したTurckの後付け型振動センサCMVT-M8Tは、異常な振動パターンを検出し、予期せぬ故障を未然に防ぎます。
駆動装置の監視に最適な振動センサ
Turckの単軸振動センサ CMVT-M8T は、駆動装置の状態を効率的に監視し、容易に設置やレトロフィットが可能です。
コンパクトなステンレス製ハウジングを採用したTurckのCMVT-M8Tは、振動を測定する事でモータや駆動装置の状態を監視します。 単軸での測定に対応し、M8ねじ込み式スレッドによるサービスボアへの簡単な取り付けが可能です。M30まで対応するマウントアダプタや、3種類から選べる出力信号を備えており、最小限の設置作業で高精度な振動監視を実現します。
多様な設備環境への対応でコスト削減に貢献
CMVT-M8Tは、1軸方向の振動を検出するため、振動の主方向が回転軸に対して直交する駆動装置、ポンプ、ファンなどの代表的なアプリケーションに適しています。IO-Link、PNPスイッチング出力、4~20 mAのアナログ出力に対応しており、さまざまな用途に柔軟に対応できるため、在庫の最適化・削減にも貢献します。159.2 Hzにおいて±0.5 %の高い測定精度を実現し、実効値(RMS)に加えてピーク加速度値の出力にも対応します。
特長
- M8ねじ込み式の筐体構造により、省スペースでの簡単な設置が可能
- 調整可能な周波数レンジにより、さまざまな用途に対応
- I新規設備への導入はもちろん、既存装置へのレトロフィットにも対応
- アンプ内蔵タイプのため、制御システムへの統合なしで状態監視が可能
スタンドアロン監視を手軽に実現
Turck Automation Suite(TAS)内のVibration Monitorアプリ、またはWebサーバ機能付きのIO-Linkマスタを使用することで、コントローラに接続せずにセンサのセットアップが可能です。警告灯と組み合わせることで、コントローラを介さずに自律型の状態監視システムを容易に構築でき、特に既存設備への後付けに有効です。本センサは、異常振動レベルの判定基準として国際規格ISO 10816-3に準拠しています。
状態監視センサラインナップ
この新しい1軸センサは、簡単に導入でき、レトロフィットにも適した状態監視用途向けにTurckが開発した4つ目のセンサ製品です。既存ラインアップには、3軸振動・温度センサのCMVT-QR20、磁場・温度センサのCMMT、および湿度・温度センサのCMTHがあり、これに新製品CMVT-M8Tが加わることで、製品群がさらに拡充されます。
対象業界
- 食品業界
- 自動車業界
- インラロジスティクス(構内物流)
- 産業機械製造
主な特長
- M8ねじ込み式構造
- 1軸振動測定
- IO-Link、PNP/NPN、4~20 mA出力対応
- TAS内のVibration Monitor対応
関連情報
製品情報
Select Country
Turck worldwide